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高校ラグビーの全国高校大会で5日に準決勝を戦う桐蔭学園は4日、神戸市東灘区の神鋼灘浜グラウンドで約1時間の練習を行った。
大阪朝鮮(大阪第1)と対戦する桐蔭は、相手が得意とするモールからの展開への対応や、ハイパントなどを重点的に確認した。
両校は前回大会も準決勝で対戦し、桐蔭が勝利を収めている。桐蔭・藤原秀之監督(42)は「1年間の成長が試される。肉体的にも精神的にも疲労がたまってくるころだが、接点で押し負けないようにしたい」と話した。
◆SH浦部「しっかりプレーを」
桐蔭の2年生SH浦部は「準々決勝で先輩に迷惑を掛けた。準決勝は、しっかりプレーしたい」と意気込んだ。
浦部が悔やむのは、準々決勝ラスト3分のプレー。自陣ゴール前約20メートルで反則、PGを許した。相手が外したため1点差で勝利を得たが、「決まっていれば負け。申し訳なくて、相手が助走に入ったときから泣きそうだった」と明かす。
主将のSO小倉とのコンビで展開ラグビーを引っ張る。小倉は「(浦部は)強気なやつだけど、まだ精神的に弱い部分もある。あいつの成長のためにも、補いあって次も勝ちたい」と話した。
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第90回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)第6日の5日は、東大阪市の近鉄花園ラグビー場第1グラウンドで準決勝2試合が行われる。第1試合(午後1時)は前回準優勝の桐蔭学園(神奈川第2)と、昨春の全国選抜大会で準優勝した大阪朝鮮(大阪第1)のAシード対決。第2試合(午後2時25分)は、前回王者で選抜と合わせた史上初の2年連続2冠を狙うAシードの東福岡(福岡第1)に、初の決勝進出を目指すBシードの関西学院(兵庫)が挑む。【大島祥平、吉見裕都、新井隆一】
◇勝敗ポイントは桐蔭学園の防御
前回大会の準決勝は防御とカウンターで上回った桐蔭学園が33−7で快勝した。今大会の勝敗ポイントは桐蔭学園の防御だ。
桐蔭学園はFB松島、WTB竹中ら突破力のある攻撃に磨きがかかった一方、平均失点が20点を超え、組織防御が仕上がっていない。FWとバックスが一体となる大阪朝鮮の攻撃を防ぐのに密集戦で競る必要があり、軽量ではあるが諌山らFWの奮起が欠かせない。
大阪朝鮮は鋭いタックルで高い防御力を誇る。ある程度の失点は覚悟しているが、大会随一のキック力を持つSO朴成基が確実に陣地を稼ぎ、FW戦で優位に立てばペースを握りそうだ。逆に朴のキックが精度を欠くと、松島らのカウンターを受ける可能性がある。
◇総合力で東福岡が優位か
東福岡はCTBとSOをこなす布巻、ロック水上主将、フランカー西内ら高校日本代表候補9人を擁する。総合力は高く、優位に立つ。
大会序盤に反則からの失点が目立ったが、準々決勝の伏見工(京都)戦では修正して接戦を制した。花園での試合経験も豊富で、PGを絡めて勝ち切る試合運びは巧みだ。
一方、関西学院は準々決勝で国学院久我山(東京第2)に零封勝ち。その堅い防御を再現できるかが、勝利への最低条件となる。安藤監督も「どれだけタックルにいくんだ、という試合を見せたい」と話す。集散を早くし、ロースコアに持ち込めば勝機も。高校日本代表候補のロック徳永が突破した際のサポートも厚くしたい。
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全国高校ラグビーで創部初のベスト4進出を果たした関西学院(兵庫)は4日、西宮市内の練習場で5日の準決勝・東福岡(福岡第1)戦に向け調整を行った。
高校日本代表候補のCTB布巻(3年)を軸に圧倒的な強さをみせる前回王者に対し、安藤監督は「最初の5分、10分が勝負。明日はどんどん点を取りにいく」とPG、DG狙いの戦術を明言。キッカーに指名された1年生のSO岡本も「キックには自信を持ってる。上(Aシード)を倒すのは楽しい」と番狂わせに闘志を燃やしていた。
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